勝ち残りシステムの罠(2026年版)

毎月、組み分けテストがある塾では、だんだん子どもたちの相対的な位置が変わらなくなってきます。

もちろん、勉強しなければすぐに落ちます。しかし、がんばっても、そう簡単には上がりません。他の子も勉強しているからです。

クラスが固定されてくるのは、選抜を重ねた結果ともいえます。

大量の問題をこなし、組み分けテストで成績を出せる子どもたちが上位に残っていく。そして、その子どもたちをしっかり指導することで、合格実績を上げていくわけです。

では、その選抜に漏れたらどうなるでしょうか。

それぞれの目標に向けてがんばることになります。しかし、選抜の過程で、すでに疲弊している子も多いのです。

疲れているとわかっていても、まだ続けなければならない、と考えてしまう。

同じやり方を続けて、本当に子どもの力がついていくのか。そこは一度、考える必要があります。

選抜を勝ち残り、上位に残れば、合格する可能性は高くなるでしょう。

しかし、そうでないなら、別の方法を考えなければ逆転は望めません。それ以上に、子どもが思考停止に陥らないよう、気をつけてください。

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