5年生の担任から」カテゴリーアーカイブ

相対評価と絶対評価

カリキュラムの内容を理解したか、どうかチェックするためのテストは必要です。

しかし、その評価方法は2通りあり、多くの塾は相対評価を使っています。だから組み分けになるし、まあ、いろいろ問題も起こる。

フリーダムはその点は絶対評価です。

つまり、比べるのではなく、その内容がどのくらいわかったか、だけを評価する。

したがって、順位もなければ、クラス分けもありません。

全体の位置は、やがて、模擬試験を受験すれば、すぐにわかるわけですが、これも、学校別指導から考えると、まあ参考になる程度でしょうか。

それよりも、今月の勉強をどこまで理解できたか、ちゃんとチェックしていった方が良いでしょう。チェックする以上、まだよくわかっていないところは、改めて復習することの方が大事です。

勉強は自分でやらないとできるようにはならないが

しかし、そうする習慣化や環境の整備は、親が手伝ってあげられるものです。

ただ、そこで勉強するかどうかは、本人次第、というところはあり、結局、自分がやらないと勉強はできるようにならない。

だからこそ、本来は、目標が必要なのです。

で、それをテストの点数やクラスにおいてしまう場合があるかもしれませんが、あまり、効果はない。

というのも、試験は頻度が多くて、すぐに結果が出てしまい、「また、ダメか」になりやすいからです。

だからやはり志望校が一番。

何のために、ガマンして勉強するかといえば、やはり入りたいから、ということでないと、なかなかモチベーションを維持できない。

なので、ある程度それがわかる学齢からスタートした方が良い、のです。

中学受験するか、わからないけど、勉強はしておこう

5年生になって、周りが塾に行き始めると、「ウチも中学受験させないといけないかな?」という気持ちになりやすいものです。

そこは、しっかりと選択したつもりであっても、子どもが突然「中学受験したい!」と言い出すこともある。

でも、まあ、受けるかどうかもわからないのに、塾に行くのもね、という場合もあるでしょう。

勉強はやっても損はないので、まずは、家で勉強することを考えたら良いのではないでしょうか?

フリーダムオンラインは、他のカリキュラムと違い、2年間で合格することを目標に開発されたシステムですから、まずスタートしてみると良いのです。

今も、まずはスタートしてから、ということで自分で勉強している子どもたちがいますが、結構順調に進んでいるところがある。

これさえやれば良い、というシンプルさもあるので、まずはスタートしてみると良いのではないでしょうか?

2週間の無料体験、自分で進めることができれば、次の段階にしっかり進めると思います。

ゲーム化する工夫

例えば、朝の計算問題。

私は毎日3題ずつやることを推奨していますが、これには条件がある。

つまり3つとも間違えてはいけない、のです。

間違えないためにはどうするか?

そう、確かめるしかない。反対側から検算をするのではなく、やった計算をひとつひとつ、確認する。

もう、絶対この答えは合っている、と本人が確信できたら、答え合わせをする。

そして見事3問正解。

で、スタンプ1個、というのはどうでしょう?

そのスタンプを例えば20個集めたら、何かもらえるとか。

さらに10日連続間違えなければ、さらに2個スタンプがもらえたりするとか・・・。

ゲーム化する工夫はいくらでもありますから、親子で楽しんでください。

その方が、子どもたちも勉強をやる気になりますから。

自分の時間をコントロールするには

毎年同じことを言っているとは思うのですが、まず、自分で起きる、ところからスタートしないといけない。

時間管理とか、決めたスケジュールをこなす、とか、は自分の時間をコントロールする力がないとできないわけですが、しかし、最初のスタートを他人に頼っているようでは、やはりうまくいかない。

ただ、子どもたちもかわいそうなところがある。

前日、塾の宿題で、夜寝る時間が遅くなれば、それは子どもだから、まだ寝ていない、というか起きられない。

これは成長の問題なので、体が睡眠を求めている以上、本人のせいにはできないのです。

だから、ちゃんと起きられる時間に寝る、というところからスタートしないといけない。

そして、充分に睡眠がとれていれば、自然に目が覚めて、朝の勉強ができるようになる。

ここがしっかりすることがまず5年生には必要です。

この学校なら受けさせたい

という受験の仕方もあるものです。

最初から、いろいろ準備をして、そのうち成績を見ながら志望校を決めよう、と考えるご家庭が多いとは思うのですが、ある学校に出会って、この学校なら受けさせたい、という気持ちで親子ともに受験勉強を進めることもあります。

そうなると、徹底的に学校対策をします。

まあ、他のテストは知らないが、この学校の入試なら合格点がとれる、というところまで進める。

模擬試験では偏差値が届かない、ということもありますが、本番ではちゃんと届いたりするものです。

だから、まあ、成績とは別に、志望校を常に考えてください。

そんなに、あれもこれもとできないですが、1校、2校の話なら充分に対策できるでしょうから。

キーボードヘの心配は不要

WEBワークスで子どもたちが自在に勉強を進めるためには、キーボードの扱いが必要になります。

なので、ある程度学年が上がらないと難しいところがあり、最初のうちは、お父さん、お母さんに手伝ってもらっている子どもたちも少なくありません。

しかし、最近はタブレットで、フリック入力ができるようになり、これだとキーボードよりも簡単に子どもたちが自分の答えを入力することができるので、俄然、便利になりました。

今はさらに、音声入力も可能なので、まあ、やり方はいろいろあって、子どもたちが自在にタブレットやパソコンを扱うことで、勉強が合理化できるようになってきています。

中学校に入れば、レポートもデジタル化での提出になってきていますし、生徒管理もそれで行われていますから、まあ、早くできるようになっていった方が良いでしょう。

旅先で勉強?

家族旅行中に、春期講習を受ける、という子がいました。

旅行に行く先まで勉強しなくても良いのでは?と思われるかもしれませんが、普通、講習を受けるなら旅行には行けないのです。

この子の場合、オンラインの個別指導を午前中に受けて、午後からは家族と一緒に遊ぶ、という春休みを送りました。

これはこれで、ありだと思うのです。

むしろ、オンラインだからこそできるワザとも言えるので、この手法はいろいろ使えました。

お父さんの海外出張についていったついでに、ホテルでオンラインの勉強をした、と言う子もいますし、時差に制限はあるものの、海外で個別指導を受けていた子もいます。

オンラインというのは、いろいろなやり方があり得るわけで、それが自由を創り出す源とも言えるのです。

小5からの中学受験

最近は、通塾を始める学年がどんどん低年齢化しています。

小学校1年生から塾に通い始める、という話も聞きますが、しかし、やはりこれはちょっといろいろ問題があるかもしれない。

実際に中学入試に出題される問題は、どの塾でも大方小学校5年と6年で勉強をするので、それまでの通塾はその基礎とプレトレーニングの時期になるから、あまりそれが長すぎてもいけないし、また子どもたちが受験に飽きてしまってもいけないのです。

フリーダムは2年間で完成する中学受験をめざしていますが、これはやはりあまりに早くからやっても、子どもたちのモチベーションが固まらないので、なかなか難しいところがあり、それが原因になって親子バトルが展開したり、子どもたちが自信を喪失してしまうのを防ぐためなのです。

で、小5からの中学受験で間に合いますか?と言われれば、当然間に合います。

フリーダムの場合、小5で基礎を固め、小6からは学校別傾向に即して応用力を鍛える、というスケジュールなので、志望校の出題傾向に合わせる分、勉強がより効率良く進められるからです。

なので、早くから始めなければいけない、と思う必要はありません。

また、出遅れた、と思う必要もありません。

これからスタートする、でも充分に間に合います。

等差数列

中学受験の算数で、最初の方に習うもののひとつに等差数列の問題があります。

これは、実は使い勝手が非常にある。

先日、算数オンライン塾の問題も、実はこれを使って解いていますが、今年もこれを利用できる問題がたくさん出題されています。

で、中学受験準備が早まるつれて、これは整数の計算だけでできることから、早くから勉強させられるテーマでもあるのです。

だからワンパターンで覚えている子が多い。

しかし、趣向をちょっと変えられるだけで、等差数列を使うことを思いつかないことも多いのです。

そう、早くからやっても、その意味ではメリットは少ない。

今からぐらいでちょうど良いのです。

早くから詰め込むよりも、考える練習をすることの方に力を入れていく方が、結局早くできるようになるものです。