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計算用紙は使わない

塾に行くと、コピーの反故がたくさんあるので、それを使って、計算用紙にしている教室というのが、たまにありますね。

しかし、計算用紙は使わない方が良いでしょう。

計算用紙を使っていると、だんだん計算が粗くなる。

実際に入試では問題用紙の中に、計算部分があるのですが、それを計算用紙のように使ってしまうと、結構スペースがなくなったりする。

むしろ、筆算もていねいに書いて、式と同じように扱っていく方が、最終的にはミスがなくなり、合格しやすくなります。

だから、計算用紙はなるべく使わない。

ノートの中で、筆算も式もいっしょに書いて、後から確認できるようにすることの方が、正解率を上げられます。

この学校なら受けさせたい

という受験の仕方もあるものです。

最初から、いろいろ準備をして、そのうち成績を見ながら志望校を決めよう、と考えるご家庭が多いとは思うのですが、ある学校に出会って、この学校なら受けさせたい、という気持ちで親子ともに受験勉強を進めることもあります。

そうなると、徹底的に学校対策をします。

まあ、他のテストは知らないが、この学校の入試なら合格点がとれる、というところまで進める。

模擬試験では偏差値が届かない、ということもありますが、本番ではちゃんと届いたりするものです。

だから、まあ、成績とは別に、志望校を常に考えてください。

そんなに、あれもこれもとできないですが、1校、2校の話なら充分に対策できるでしょうから。

本人がやる気になったとき、いかに効率良く勉強できるか

結局、子どもたちが自分で勉強をやるようにならないと、力はつきません。

ただ、やる気になったときに、合理的に進める道筋がないと、遠回りをしてしまいます。

だから、シンプルにやることを決められるようにした方が良い。

特に志望校対策は、大事です。

基本的には過去問が中心ですが、算数や理科はやはり問題演習をやり込まないといけないところがある。

だから良く出て、できないところがカバーできるように「学校別バインダー」を作ったのです。

やればやるほど、自分の合格への道筋がしっかり蜘蛛の巣グラフに出てくるから、本人のモチベーションも高まっていきます。

今年も結局、これをやり込んだ子どもたちが、力をつけていきました。やる気になって、何をやるかシンプルに決められるように指導を続けています。

キーボードヘの心配は不要

WEBワークスで子どもたちが自在に勉強を進めるためには、キーボードの扱いが必要になります。

なので、ある程度学年が上がらないと難しいところがあり、最初のうちは、お父さん、お母さんに手伝ってもらっている子どもたちも少なくありません。

しかし、最近はタブレットで、フリック入力ができるようになり、これだとキーボードよりも簡単に子どもたちが自分の答えを入力することができるので、俄然、便利になりました。

今はさらに、音声入力も可能なので、まあ、やり方はいろいろあって、子どもたちが自在にタブレットやパソコンを扱うことで、勉強が合理化できるようになってきています。

中学校に入れば、レポートもデジタル化での提出になってきていますし、生徒管理もそれで行われていますから、まあ、早くできるようになっていった方が良いでしょう。

旅先で勉強?

家族旅行中に、春期講習を受ける、という子がいました。

旅行に行く先まで勉強しなくても良いのでは?と思われるかもしれませんが、普通、講習を受けるなら旅行には行けないのです。

この子の場合、オンラインの個別指導を午前中に受けて、午後からは家族と一緒に遊ぶ、という春休みを送りました。

これはこれで、ありだと思うのです。

むしろ、オンラインだからこそできるワザとも言えるので、この手法はいろいろ使えました。

お父さんの海外出張についていったついでに、ホテルでオンラインの勉強をした、と言う子もいますし、時差に制限はあるものの、海外で個別指導を受けていた子もいます。

オンラインというのは、いろいろなやり方があり得るわけで、それが自由を創り出す源とも言えるのです。