フリーダムオンライン 中学受験チャンネル(2026年版)

入試問題の「生の声」をご家庭で見る方法

入試の季節になると、保護者の方からよく聞くのは「どこをどう見たらいいのか分からない」という声です。問題の難しさや偏差値、塾のクラス分けに振り回されてしまい、お子さんに何を伝えたらいいのか迷う。その不安は、現場で子どもたちと向き合っている私にもよく分かります。

だからこそ大切なのは、ただ答案の点数を見るのではなく「問題が問いたいこと」と「子どもの考え方」を丁寧に見比べることです。出題傾向や出題意図は文字だけでは伝わりにくく、解き方の過程を追うと見えてくることが多い。そうした視点を家庭でも共有できるように、私はフリーダムオンラインで中学受験向けの解説動画を作っています。

動画では、各校の入試問題を実際に解きながら、なぜその解法に至るのか、どこで子どもがつまずきやすいかを言葉で補って示しています。答えだけを示すのではなく、考える道筋を見せることを意識していますので、保護者の方はお子さんと一緒に見て「どう考えた?」と問うきっかけに使っていただければと思います。

ご家庭での使い方について、現場の感覚からいくつか心に留めてほしいこと:

まず、全部やろうとせず、ひとつの問題をじっくり取り上げること。動画を一緒に見て、お子さんに「次はどうする?」と問いかけてみてください。正解にたどり着くプロセスを自分の言葉で説明できるようになると、大きな力になります。

次に、失敗を過度に直そうとしないこと。間違いは学びの材料です。どこでつまずいたかを一緒に探し、手本と比べて気づきを共有する。その際は手取り足取り直すのではなく、「こういう考え方もあるね」と選択肢を示す程度に留めておくと、お子さん自身の思考の余地が残ります。

最後に、偏差値やクラス分けだけを判断基準にしないこと。動画で出題傾向や問題の意図を知ると、学校との相性が見えてきます。合否はひとつの結果ですが、日々の学びや子どもの考え方の成長を大切にする姿勢が、結局は落ち着いた選択につながります。

フリーダムオンラインの「中学受験チャンネル」では、学校ごとの入試問題解説を随時アップしています。気になる学校の回を見て、家庭での話題づくりにお役立てください。まずは一度ご覧になって、使い方を試してみてくださいね。

フリーダムオンライン 中学受験チャンネル

塾の現場から。田中 貴

塾のペースに合わせるより、家庭で進めやすい形に切り替えた方がうまくいくこともあります。こちらも参考にしてください。