塾を早くからスタートさせる流れになっていますが、実はあまり効果は上がりません。
本来、入試に頻出する内容は早く始めても、子どもたちの学力が入試内容に追いついてこないと勉強ができない。
結局、5年生になってから始めて行くので、現状は幼学年から基礎を繰り返していくだけになっているのです。
ではどうすればいいのか?
ひとつの方法が飛び級でしょう。
問題となっている5年生の後半から6年生にかけて勉強することを早く始める。それまではゆっくりでもいいから、ここを早く始める。
早く始めたところで、あまり定着しないでしょう。だから2回やるのです。
新4年生になったところから、WEBワークスの5年生のコースをスタートさせます。
幸いWEBワークスの5年生は基礎を中心にしているところもあるので、比較的4年生でも進めます。またWEBで勉強できる分、繰り返しが簡単。本人ができていないところをもう一度、と勉強できますから、オンラインの先生といっしょに勉強すればそれなりに進みます。
そして5年生で6年生のコースに進む。ここからは中学受験に出る内容を勉強する。コースにしたがって、最後まで勉強すれば、一通り、いわゆる中学受験のカリキュラムは修了します。
そこで、次に最後の学年に進んだら、今度は志望校別対策に1年かける。
学校別バインダーや過去問を中心に先生と一緒に勉強すると、これは早くから過去問もスタートできるし、すでに本人が6年生の内容を勉強しているので、過去問も比較的スムーズに進むでしょう。
ただし5年生までの間は、あまり公開摸擬試験とか受けない。
そして6年生になってから、他塾の試験を受けてみると良いのです。そうすると、今までの例では、確実に上位に出てくる。
早くから組み分けに心を痛めることもないので、この方法は案外オススメなのではないかと思います。
なので、これからやり方を説明していきますので、参考にしてみてください。これだと新4年生から受験勉強をスタートさせればよいので、消耗も少なくなり、しかもオンライン個別ですから、習い事をやめることもありません。
一方、学校別対策の深みも出るので、上位校を狙っていくのに効率の良い方法だと思います。