戦略というのは順番を決めることです。
合格するためには、いろいろな力が必要です。考える力、文章を読み解く力、知識の力。
例えば考える力は練り上げるまでに時間がかかるし、知識の力は覚えていても、忘れるという要素があるので、やはり試験ぎりぎりにできあがる方が無難でしょう。そうなると、どういう順番で力をつけていくか、ということを考えないといけないのです。
ところが視点を組み分け試験に向けていると、この順番が全く違うものになってしまいます。つまり、忘れる知識を時間をかけて覚えてしまう一方で、国語の読解練習をあまりしなくなってしまう、ということが起こるのです。
だから6年生はこれからもう入試に着目していかなければいけません。
合格するための力をいつ、つけていくか、この順番を間違えてしまうと時間を上手に使えないことがあるのです。
これからは入試に向けて本格的に戦略を考えていきましょう。