6年生の担任から」カテゴリーアーカイブ

結局、過去問は家でやるの!?

最初に塾の先生に過去問について尋ねたところ、
「まだ、やらなくてよいです。今やっても自信をなくすだけですから」
と言われました。

次に夏休みに入って学校別のクラスが始まったときに、聞いてみると
「まだ、良いでしょう。学校別クラスでもやりますから。」
みたいなことを言われて、まあ、忙しかったので先延ばしをしました。

で、秋に入って、なかなかまとまって過去問をやっている様子がないので、もう一度先生に聞いたところ
「え、まだやってないんですか!?」
ということがあったそうです。

結局家で過去問をやることになるんだったら、さっさとやったのに、とそのお母さんは言っておられましたが、まあ、こういう塾は極端にしろ、やはり過去問が家庭任せになる場合は少なくないのです。

だから早めにスタートした方が良い。

模擬試験の結果によって併願校が決まるころには、さらにやらなければいけない過去問は増えてくるので、早めにスタートしましょう。

夏休みの学習は自宅だけという選択

夏休み、今年も暑くなりそうですね。

コロナ禍で、夏休みの学習が個別と自宅学習だけ、という選択をしたご家庭がありました。

元からもちろん大丈夫だとは思っていましたが、とにかく健康に良い。

というのも、やはり暑い時期は、行き帰りで明らかに体力を消耗するし、またずっとクーラー、とか、環境を自分の意志で変えられない。

水分の摂取は認められる塾が多くなりましたが、それでも制限がかかる塾もあるので、自由にいろいろやれるというわけではない。

逆に受験勉強というのは、やはり個人的な部分を広げた方が効率が良いので、過去問にしろ、不得意対策にしろ、実際に教えてみると、本当にその子のことだけを考えてカリキュラムを進めるから、集団でおしえているよりも当たり前ですが、効果は高い。

今はオンライン個別指導という方法になったので、先生も動かないし、逆にコスト面では大分リーズナブルになってきましたから、ここはもうそれで進んだ方が良い、というケースも出てくるでしょう。

周りと競争するのは、秋に模擬試験でやれば充分なので、夏は自分のためだけの勉強に集中しても良いのではないかと思います。

模試の結果から改善点を整理しよう

これから模擬試験が行われていきます。

その結果にどうしても一喜一憂しがちですが、しかし、大事なことは、そこからしっかり改善点を整理することです。

できなかった、というのには理由があります。

実はあとからやり直したらできた、という問題があった場合、ではどうしてできなかったのか?

問題文を読み違えた。

計算間違いをした。

条件を間違えた。

自分の書いた字を読み違えた。

いろいろな原因があるでしょうが、それを改善していくから、成績はあがっていくのです。

ですから、模試の結果をどう分析し、どう整理するかが大事。

ここから次の試験に向けて、何を変えるのか、しっかり決めていきましょう。

オンライン個別指導の方が便利

個別指導や家庭教師というのは、リアルなため、どちらかの移動が必要になります。(まあ、当たり前の話ですが…)

その点、オンライン個別指導というのは、お互いに動く必要がない。

オンラインの授業は、1対多だとそれなりに難しい面がありますが、1対1は何にも不便がありません。

ノートも見せてもらえるし、解き方も見ていられる。また、こちらの説明もいろいろな道具を使えるので、わかりやすい。

案外リアルで教えていると、参考資料とか見せにくいところがありますが、オンラインは画面に映せるのでこれも便利。

つまりオンライン個別指導の方が便利で効率が良いのです。

だからまずはここから合理化していくのが良い。

さらに集合授業の問題点も個別指導で解決できることは多いので、ここは一挙両得を目指しましょう。

一方通行授業のメリット

双方向、という言葉が割と使われた時期がありましたが、動画授業に関して言えば双方向というのはあり得ない。

むしろ一方通行授業なのです。

ただ、いつでも止められる。

あれ、今なんて言ったの?と思ったら巻き戻せる。

そして、しばらく考えてみることもできる。

つまり自分のペースで聞くことができるのです。これは非常に大事なメリット。

集合授業だと、まずは聞くことに必死になっている子もいるでしょうし、当てられて、とにかく答えなきゃ、とろくに考えもせずに答えている子もいるわけです。

しかし、一方通行授業はそういうことはなく、ただ自分のペースで勉強できるのです。

これに向く子は確実にその方が力がつくので、大事なことはそれを見極めてあげることだと思います。

オリジナルカリキュラムがある個別指導

個別指導は、大手塾のフォローをするしかない、と考えられていることが多いようです。

しかしフリーダムはオリジナルカリキュラムを持っています。

そしてそのカリキュラムや教材にしたがって個別指導を受講することができます。

しかもそれがすべてオンラインで可能なので、子どもたちの負担を軽減できるのです。

カリキュラムがあるので、当然チェックのための月例テストがあります。

さらに各塾で行われるオープンテストに参加することで、全体の位置がどこにいるかも把握することができますが、しかし、その頻度はコントロールできる。

あまり頻繁にやって、家族ともしんどい思いをする必要はありません。

だから、フリーダム単独で受験を完結することができるのです。

集合授業に通わないと中学受験はできない、わけではありません。

「遠い」をあきらめない

一般的に言えば、今の住まいから1時間ぐらいのところで、学校を考えることがほとんどでしょう。

しかし、近くに良い学校がない、と思う場合もあるかもしれません。

引っ越しても良いかも、と思えるのなら、行かせたい学校に挑戦するのは悪いことではない。

転勤で地方や海外から東京に戻るということもあるでしょうから、それはそれで「遠い」を諦める必要はないのです。

さらに言えば、近くの塾に志望の学校別対策がなくても、大丈夫。

今はオンラインの時代ですから、学校別対策はオンラインでできるのです。

これはコロナ禍で培った一つのノウハウでしょう。だから「遠い」を諦める必要はない。

合格すれば引っ越す、ということであるならば、選択肢はかなり広がります。

学校別の入試傾向を研究する

塾としてはいろいろな学校に対応するということで、ほぼすべての範囲をすべての子どもたちにやらせます。

しかし、これが負担の原因になっているのです。

例えば御三家のレベルの問題は出ない学校なのに、そこまで勉強する必要があるか?

あるいは記述が出ない学校なのに、なぜ記述の練習をするのか?

こういう話を塾の関係者にすると、「どんな選択でもできるようにしたいから」という返答になりますが、逆にすべてが中途半端になる可能性もあるのです。

私は優先順位をしっかり決めなければいけないと思っています。

入試は合格するためにやるのですから、何ができれば合格するか、ということを考えていかないといけない。だから、まず目標を絞ります。

その次に、どんな入試を行っているのかを研究する必要があります。

研究の材料は過去問です。

今年の過去問は5月ごろ出版されますが、今も書店には去年の問題までは揃っているので、私は志望校が決まったらまず買ってしまうことだと思います。

その上で、何ができなければいけないのか、どういうレベルの問題までできなければいけないかをしっかり研究すべきです。

もちろん塾も研究していはいるが、しかし、お子さんのことを考えて研究しているのではありません。受験生全般についてあてはまることをやるのであって、お子さんに合わせてくれるわけではないのです。

塾では学校別の授業に足切をつけるところもあります。

つまり組み分けテストである程度の成績を取らなければ受講することができない、というシステムを取っているところもあるのです。

だから対策はある意味家庭でもしっかり考えておかないといけない。そしてその対策を中心に勉強を進めるべきでしょう。

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学年が上がるとそれなりに自覚が出てくる

小さい時からいくら塾でスタートしても、本人が中学受験をあまりリアルに考えられないし、兄、姉の受験を見ていたにせよ、自分が受験勉強をすることにそれほどイメージがわいているわけではありません。

しかし、学年が上がるとそれなりに自覚が出てくるし、志望校が決まったりしてくると、がぜん入試が具現化してきます。

その時、やらされている子は自分でやるイメージができないから、相変わらずだけれど、特にやらされてこなかった子は自分でやり始める。

あるいは割と早くから意識ができて自分でやる子もいるでしょうが、それでもやはりそれなりに学年が上がらないと意識は受験生のレベルにはなかなか達しません。

だから、特に早くから始めずに、中学年のときには、中学年がやるべきことをもっとやらせることが大事。

習い事もスポーツもまだまだあきらめてはいけないと思います。

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過去問は早く始めていい

結構カリキュラムは早く進んでいるのに、6年生に入った途端、復習回が増えて、なかなか学校別に向かえないところがどの塾にもあります。

実際に学校の冠は持っているものの、他の通常授業とそう変わらない、と思えるところもある。

塾としては、なるべくみんなに同じことをさせた方が塾としての効率は良いので、ここをグズグズするところがあります。

しかし子どもたちの感想を聞いてみると、やはり早めに始められた方が良かったというのが多い。

やはり最後、過去問に追われていることが多いからでしょう。

11月後半からは併願校が決まり、いろいろな学校の過去問をやらなければいけなくなるわけで、だったら最初から第一志望、第二志望の研究を始めたら良いのです。

これはあくまで研究ですから、時間を計る必要はない。

むしろ時間を計らずにすべての問題を解くことが大事です。どんな問題が出るのか、どういう形式でどのくらいできるべきなのか。

そういうことを肌で知ることで、モチベーションも上がるし、本人の勉強もより効率が上がります。

みんなと同じことをさせられているときにロスが生じていることがあるのです。

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