まず、お父さん、お母さんに認識していただきたいのは、子どもたちは塾に行って勉強しているので、勉強はもう十分やっている、と思っている、ということです。
塾に行っていろいろ習っても、自分でやり直して、復習して、できなかったところをできるようにするのが勉強である、と言われればその通りなのですが、しかし、でも学校に行って、塾にも行っているので、かなり勉強しているじゃなあいか、と子どもたちは本当に思っています。
だから家にいるときぐらい、テレビ見たり、ゲームやったって悪くない、というのが基本的な認識なのです。
しかし、それでは合格しない、というのもその通りで、だから勉強するようになるわけですが、そのきっかけはいくつかあります。
1)入りたい学校が決まる
制服が良かった、先輩がやさしかった、入りたい部活があった、子どもたちが学校を気に入る要素はいろいろですが、いずれにしても入りたいと思えば、入試を突破しないといけないわけだから、勉強するようになります。これは一番明確な変わり方でしょう。だから、どの学校に入るのか、というのを親子で考えることが、自分で勉強できるようにする大事なステップでもあります。
2)友だちに諭される
これが案外影響が大きかったりする。親や先生に言われたからと言って、そう簡単に勉強するものではない。しかし、友達に言われると、子どもたちは考えます。
「このままではいけないんだ。」
で、友達のマネをする。横で見ていると噴き出してしまうこともあります。まあ筆箱も筆記用具も同じではないか。
しかし、それでもそういう意識になってくれたら、もう御の字でしょう。
3)勉強が面白くなる
勉強自体が面白くなることはよくあります。例えば算数でも比を習い始めた後は、いままで解けなかった特殊算などが簡単に解けるようになって、がんばるようになる。歴史もそうです。歴史の勉強は面白いので、その面白さにはまってしまうというのおあるでしょう。文章を読むのが好きで、国語の読解をやりたいという子もいます。ただ、全部が好きというのではなく、ひとつだけ好き、というのが多いので、それなりに他の部分をフォローしないといけないところではありますが。
ただ、これらも時期としては5年生の後半から6年生になってから、というのがほとんどですから、4年生ぐらいでそうではない、と言ってもそれは仕方のない話です。
5年生の後半ぐらいからそうなるように、まずは学校のことを調べ始めてください。
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