月別アーカイブ: 2022年12月

子どもに合った伸ばし方を考えることが大事

子どもたちの能力はさまざまです。

足が速い子がいて、頭の良い子がいて、計算が速い子がいて、絵が上手い子がいる。

全員がすべての能力に長けているわけではなく、すべてが成長途上。だから、子どもたちに合うやり方でその能力を伸ばすことが一番正しい道筋です。

ところが集団授業というのは、その集団のペースについていけないと、ダメになったような気にさせられてしまうところがある。

本来、受験というのは、合格するためにやることだし、中学受験は入試の一発勝負であることは明確なのだから、その一発勝負に間に合うように準備をすればいいだけの話なのです。

4年生の今頃にどんな成績であろうと、入試には影響はないし、実際にそんな時期に勉強を始めていない子どもだっている。それでも次第にみんなが準備を始め、試験で合格点を取れれば合格するわけだから、その子に合った道筋を開いてあげることが大人の役割だと思うのです。

もっと能率の良いやり方はないか、もっと素早く準備できる方法はないか、考えてあげて欲しいのです。受験勉強についてどちらかといえば過剰な負担が求められる傾向があるのですが、小学生の受験ですから体力的にも難しい部分がある。歯を食いしばって、みたいな感覚を小さいうちからあまり求めすぎないことが大事です。

今年も1年間ありがとうございました。
良いお年をお迎えください。

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競争するやり方から距離を置く

組み分けテストの成績で教室や席まで決まる、というのは、やはり子供たちにとってはプレッシャーがかかる元ではあるのですが、しかし、競争しないと勉強しない、という意見もあるかと思うのです。

そういう子は確かにいるかもしれません。しかし、入試自体は他人との闘いではない。

本人が合格点をとれるかどうか、にかかっています。またカリキュラムの勉強に関して言えば、その内容を100%理解できるかどうか、にかかっている。そこに他人の存在が必要な要素はほとんどない。自分がやるかどうか、自分がわかるかどうか、だけなのです。

で、競争というのは、勝者にとってはモチベーションを維持するものかもしれないが、奮わなかった子どもたちにとっては、ただただ自信を失ったり、意欲をそいだりするものに他ならない。さらに言えば、やはり勝つ方が少数で、奮わない方が多数になりやすいから、選抜される生徒だけが得をするシステム、ということになります。

選抜されなかったら、どうするか、ということになると、むしろそういう競争に参加しなかった方が良かったと思えるほど、自信を失ったり、やる気が出なくなったりする。

自信を取り戻すまでに途方もない周りの努力が必要になったりするのです。

だから、多少なりとも競争と距離を置いた方が良いのです。カリキュラムテストは本当にわかっているかを確認すればいいのであって、人と競争する道具である必要はないのです。

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時間の自由

塾を始めるとき、集合塾の場合は授業時間が決まっています。

例えば月曜日、水曜日、金曜日の5時~9時まで、とか。

本人の時間もそうですが、これに家族も合わせなければいけないところがある。例えば食事。どうしても夜9時まで塾に行っているということになると、家族の食事の時間はバラバラになります。

また、お迎えの時間もある。一人で帰ってこれるというのであれば助かりますが、やはり心配で迎えに行くご家庭も多いでしょう。誰が行く、お父さん?お母さん?

その意味ではいろいろスケジュール調整をしないといけない。さらにこれに習い事やスポーツが関わってくると、習い事を止めなければいけなかったりするのです。

しかし、習い事はできる限り続けた方が良い面はあります。子どもたちにあいろいろな可能性があるので、できればそれを伸ばしていくチャンスは欲しい。また受験勉強ばかりに偏ってしまって、身体を鍛える部分がなくなるのもさみしいし、また本人がストレスをためる場合もあります。

ある子は6年生で、いよいよ受験勉強に、ということでスポーツをやめたものの、行き場のないエネルギーを持てあまして、つい学校で暴れるようになりました。学校の先生とも相談した結果、スポーツに戻してみたら、何の問題もなくまた勉強にも集中できるようになって、かえって良かったということもありました。

なので、時間の自由はなるべく確保した方が良い。

フリーダムオンラインを始めるにあたって3つの自由を提唱しました。

その最初が「時間の自由」。あと2つが「場所の自由」と「ペースの自由」です。中でも授業時間を自分で決められる、のはやはりとても便利です。

子どもの潜在的な力を伸ばすために、ぜひ時間は有効に使ってください。

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締め切りの自由

どの塾でも、カリキュラムは決まっていて、そのカリキュラムに併せて昇降テストや組み分けテストがやってきます。

しかし、どの子も同じように進めるわけでは実はない。その週忙しいことはあるかもしれないし、またまだよくわかっていない、という場合もあるでしょう。しかし、そういうのは基本的に許されない、締め切りがあるわけだから、まあ、有無を言わせず試験は受けなければなりません。

試験を受けなければいけないのは仕方がないとしても、それでクラスが昇降するとやはり子どものモチベーションにも問題が出てくる。だから、クラス落ちを避けるためにテストを受けない、という子もたまにいるそうですが、しかし、そう何回もは許されない仕組みになっているそうです。

フリーダムは毎週カリキュラムが決まっていて、4回に1回月例テストがやってくるように出来ています。しかし、そのペースは勉強の進み具合によって違ってきます。

で、WEBワークス、個別ワークスとも個別に進むから、先に進むこともできるし、後から受けることもできる。

5年生から海外でスタートした子は、半年遅れで月例テストを提出したこともありました。しかし、大事なことは、わかってからテストを受ける、ということで、別にフリーダムの場合は昇降がないから、それでも構わない。

納得してから、テストを受ければそれなりに点数も良くなるし、わかった、ということが納得できるので、それはそれでも良いわけです。

今の子どもたちの様子を見ていると、算数が好きで、算数だけばく進している子。逆に算数だけ、ゆっくり進んでいる子もいます。

またシステムで勉強するのが気に入って、先までどんどん進んでいる子もいます。

別に早く終わる必要はないが、無理して遅くする必要もない。簡単だと思うところは進み、大変だと思うところはゆっくりやれば良いのです。

例えば、終わらない課題については、空いている曜日を使って自分で勉強する。それでもわからなければ次の授業のときに聞けば良いので、その調整も先生と相談すればいい。

子どもたちも自分の次の課題をどこで、どう実行するのかがわかるので、その週の過ごし方を決めやすい。

最終的に入試に間に合えば良いので、習い事や学校行事などとも併せて勉強を進めて欲しいと思います。

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スタートの自由

中学受験のスタートがどんどん早くなる傾向にあります。

以前は4年生の3学期(5年生になる年の2月)からのスタートが一般的だったのが、1年前倒しになり、また1年前倒しになり、という感じで進んできて、現在は2年生の3学期(3年生になる年の2月)からのスタートを謳う塾が増えてきました。

勉強をすること自体はもちろん大事ですが、小さい時からテストにもまれるのは、良しあしがあります。

本人が十分に目的意識をもって頑張っていれば良いですが、しかし、それでも結果はいろいろ出てくるわけで、早いスタートが仇になることもあり得ます。

また中学受験を始めようと思ったのだけれど、もう遅い、と言われてしまう場合もこれでは増えていってしまうでしょう。

しかし、子どもの成長はいろいろだし、やることもいろいろあるので、別に画一的にスタートしなければいけない、ということではありません。

むしろ子どもたちの成長に合わせたスタートが望ましい。

実際に入試で出る内容は、どこの塾でも小学校5年生と6年生で習うことがほとんどなので、小学校5年までにスタートすればよいのです。

フリーダムの場合はその点2年間のカリキュラムですから、4年生の3学期(5年生のなる年の2月)からスタートしますが、それを自分のペースでやれば良い。

ちょっと早めに始めても良いし、後からがんばって追いつくでも良いのです。

習い事やスポーツの事情もあるでしょうから、できるときからスタートして、あとは頑張って勉強を進めてください。

そのペースは指導する先生がいろいろアドバイスをくれますから、優先順位をつけて勉強していきましょう。

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基礎を固めて、出題傾向に合わせて応用の枝葉を伸ばす

元々中学受験の範囲は学校で言えば中学2年程度までには及んでいます。

本来中学受験であれば、小学校で習ったことで勝負できればいいわけですが、それだとなかなか差がつかないので、小学生でも分かる、という範囲になっている。小学生でも分かるというのは、なかなかつかみどころがないので、どんどん範囲が広がってきたところがあるわけです。

それで塾は、「どこを受けても大丈夫なように鍛える」というような勉強の仕方をさせます。しかし、それは途方もない部分がある。だから多くの子どもたちが大変な思いをしているわけです。

では、どうやればシンプルにできるのか。

中学受験は独自入試です。

すべての学校が自分たちの入試問題を作る。

各校にはとりたい生徒像があり、必要だと思われる資質があるから、問題が学校ごとに違います。

レポートの多い学校は記述を出したいと思うだろうし、バランスの良い子がほしいと思う学校は、多くのテーマから少しずつ問題を出す。

結果としてそれぞれの学校に出題傾向が明確に出てくるのです。ならば学校別の傾向からある程度、やるべきことを絞ることができる。

そこでフリーダムでは「基礎を固めて、応用の枝葉は学校別傾向で伸ばす」という方法にしたのです。受験勉強は「合格するために」やるのだから、「出るものをやる」のが一番です。

逆に5年生の間はとにかく基礎をしっかり固める、ということに費やす。応用問題の練習は、過去問や学校別傾向の問題演習のところでしっかりやっていけばいい。それで考えられる基礎力をしっかり持たせることが大事なのです。

捨てるものがあることは、効率を上げることになるのです。5年生のこの時期はカリキュラムに追われることが多いものですが、まずは基礎に特化していくことが大事ではないかと思います。

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動画授業は動く参考書

動画授業のメリットは何をいっても、とにかく繰り返し見られることでしょう。問題の解説を聞いてわかった気になっても、実際にもう一度問題を解いてみると解けない、ということはあるものです。

そういう時、動画授業はもう一度見ることができる。別に先生に遠慮することはない。何度でもいいし、またポイントのところだけを引っ張り出すこともできる。

子どもたちも段々使い方になれてきて、できなかった問題の解説だけを見る、ということもあります。

また、不得意だと思う部分を一気に見ることもできる。例えば、歴史について1週間に1時代ずつ、あるいは地理について1週間に1地方ずつ、進むというのが一般的なカリキュラムですが、しかし、そうなると前のことが段々忘れてしまう。

そこで一気に見る。九州地方から北海道まで動画授業でまとめれば、一日で見ることもできるのです。

WEB学習システムを制作するにあたり、動画授業もいろいろな使い方ができるようにしました。だから子どもたちのそれぞれの課題に対して、全く違うシステムの使い方を指示して、一気に問題を解決できたりしています。

先生のライブ授業にも、もちろんメリットはあるでしょう。ただ動画授業はどちらかといえば動く参考書なのです。自分で必要なところを自由に使える、ので短期間で一気に問題を解決するのには便利な方法だと思います。

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家族の時間を大事にできる仕組みを考える

中学受験が過熱化して、いろいろ犠牲になることが増えてきています。

子どもたちが友達と遊ぶ時間もそうだし、習い事やスポーツをする時間も削られていく。

しかし、もっとも犠牲になっているのは、家族の時間かもしれません。

通塾回数というのは、たぶん平均的に過去から相当増えているように思えるし、6年生になると週5日に最初からなる塾もあるので、その分みんなで夕食をとったり、話をしたりという時間がなくなっていきます。

何となく塾に通ってくれれば、親は受験生の面倒を見なくても良い、と考えがちですが、そうではないのです。

子どもたちは自分で自分の時間をコントロールするのは難しい。だから親が関わっていかないと、なかなか効率化できないのです。

また弟や妹たちがやはり思い通りにならないところもあるでしょう。

なので、家族の時間を大切にするにはどうすればいいか、やはり工夫をしていく必要があるだろうと思います。

フリーダムは子どもたちの負担を軽減する方法は何か、を命題にしてスタートしました。

そのひとつが、家庭で受験勉強を進めることはできないのか?というテーマです。

実際にやってみると、それほど難しい話ではなく、逆にコロナ禍でも安定して受験勉強を進めていけていました。

ですから、やはりここは工夫のしどころではないか、と思います。

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偏差値の出ないカリキュラムテスト

フリーダムの月例テストは絶対評価ですから、順位も偏差値も出てきません。

ただ、カリキュラムがどのくらいわかったのかは、点数を見ればそれなりに分かるでしょう。

多くの塾で一同に介してのテストができないので、在宅で試験が行われていると思いますが、そうなると比較する、ということがあまり意味がなくなる。

同じ条件で行われていないので、比較しても仕方がない。

それよりも、実際の点数さえ見ていれば充分にその週の勉強なり、現状の勉強を把握することができるでしょう。

実はカリキュラムテストは絶対評価だけで十分なのです。

いたずらに偏差値やクラス分けで子どもたちの気持ちの波を作るよりは、こうやって一つ一つの問題についてどうなのかを吟味していく方が子どもたちがより前向きに勉強を捉えられる。

少なくもカリキュラムテストについては、比較することを卒業して良いのではないでしょうか。

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どう効率化するか

元々中学受験の範囲は学校で言えば中学2年程度までには及んでいます。

本来中学受験であれば、小学校で習ったことで勝負できればいいわけですが、それだとなかなか差がつかないので、小学生でも分かる、という範囲になっている。小学生でも分かるというのは、なかなかつかみどころがないので、どんどん範囲が広がってきたところがあるわけです。

それで塾は、「どこを受けても大丈夫なように鍛える」というような勉強の仕方をさせます。しかし、それは途方もない部分がある。だから多くの子どもたちが大変な思いをしているわけです。

では、どうやればシンプルにできるのか。

中学受験は独自入試です。

すべての学校が自分たちの入試問題を作る。

各校にはとりたい生徒像があり、必要だと思われる資質があるから、問題が学校ごとに違います。

レポートの多い学校は記述を出したいと思うだろうし、バランスの良い子がほしいと思う学校は、多くのテーマから少しずつ問題を出す。

結果としてそれぞれの学校に出題傾向が明確に出てくるのです。ならば学校別の傾向からある程度、やるべきことを絞ることができる。

そこでフリーダムでは「基礎を固めて、応用の枝葉は学校別傾向で伸ばす」という方法にしたのです。受験勉強は「合格するために」やるのだから、「出るものをやる」のが一番です。

逆に5年生の間はとにかく基礎をしっかり固める、ということに費やす。応用問題の練習は、過去問や学校別傾向の問題演習のところでしっかりやっていけばいい。それを考えられる基礎力をしっかり育てることが大事なのです。

捨てるものがあることは、効率を上げることになるのです。5年生のこの時期はカリキュラムに追われることが多いものですが、まずは基礎に特化していくことが大事ではないかと思います。

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