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安心・安全な中学受験

子どもたちが、犯罪の被害に遭うことは決して希なことではありません。

今年は大手塾でいやな事件が起きました。

小学生が本来、夜遅く家を出ている、というのは、あまり良いことではないのです。それでも日本は治安が良いので、普通にそういうことをやっていますが、海外では考えられないこと。

当然、そういう場合は親が送り迎えをしないといけないわけですが、日本は何となく安心しているところもある。

ただ、子どもたちが電車に乗って帰ってくる時間は酔客も多い時間帯。決して安全だと言えないところはあるのです。

なので、出かけないのが本当は一番です。

私たちはコロナ禍でいくつかのことを学びましたが、そのひとつが「外出しなくてもできることがたくさんある」ということ。

子どもたちが家で、学習する方法はたくさんあり、先生がオンラインで教える方法もあるのです。

塾に通わなければならない、ということはリスクが大きくなることもであります。

例えばこの時期。インフルエンザがかなり流行ってきていますが、これもリスク。

で、学校を休む子もいますが、塾だって危ない。

だからオンラインで勉強する方がリスクはゼロに近づきます。

私たちは、「安心・安全な中学受験」も大事なことだと思うので、子どもたちがオンラインで勉強することをぜひお薦めします。

個の勉強が深堀されていく

集団授業というのは、先生が少ない分、いろいろな形が編み出されてきました。

最早伝説になっているかとも思いますが、まだ浪人生がたくさんいた時代。先生がいないから、授業を映像で飛ばし、かつ100人や200人の教室で大画面で見て勉強する生徒たちがいたものです。

今でも大学受験の専門の先生がそう多いわけではない分、映像授業で行われていますが、さすがに大画面ということはなくなり、生徒はひとりひとり自分の画面を見て、自分のペースで勉強をするようになった。

この流れは、やがて高校受験にまず浸透していき、高校受験はむしろ個別指導の割合が高くなってきました。

大学生が教えやすいという面もあるので、スケジュールが忙しい高校受験生には個別指導の方が便利だったからです。

中学受験はその点でいえば、高校受験ほど一般化されてない。しかし、AIと映像とオンライン指導でかなりの部分がカバーされてくると、夜遅くまで塾に通う必要は本当はない。

しかし、小学生だから、中学生ほどいそがしいわけではない。部活がたくさんあるわけでもなく、また小学校の生活態度が中学受験の合否に反映されるわけでもないので、まだまだ塾中心で進んでいます。

ただ流れとしては、これから個の勉強が深堀されていくことになるだろうと思うのです。

すでにそこまでの負担を強いられる必要はない、と考えておられるご家庭は増えているし、さらにコロナ禍で経験したオンライン学習や在宅学習が我が家にとってはプラスだと考える層は増えていくでしょう。

企業によっては在宅勤務がメインになったところもあります。同様に子どもたちの学習も在宅がメインになっても不思議ではない。

で、最終的にパラダイムシフトが2025年~2030年の間に起こるだろうと思っています。

結局、子どもたちにあまりに負担を強いると、本来育つべき資質が影響を受けてしまう。

ここを工夫していくためには、個の勉強がより効率よく行われることが大事なのです。

昔、ヨーロッパ貴族の家庭では家庭教師による教育が中心でした。

当たり前ですが、それが一番コストが高かったわけです。で、教育が一般化されていくために学校が作られていったわけだから、ここから今度はもう一段階ITが発展して逆進が始まり、次の形が生まれてくるのではないかと期待しています。

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あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。

フリーダムオンライン主宰の田中貴です。

いよいよ2023年のスタートとなりました。間もなく入試がスタートします。

受験生のみなさんは、これまで本当にたゆまぬ努力をされてきたと思います。またご家族はその子どもたちを本当に応援されてこられました。

ここで力を発揮して、ぜひ合格を手にしていただきたいと思います。残りの時間、体調に気を付けて、これまで培った力を発揮してください。

フリーダムオンラインはこれからも子どもたちの負担を軽減し、いろいろな可能性を広げてもらうために、効率の良い受験勉強を進めてまいりますので、今年もよろしくお願いします。

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子どもに合った伸ばし方を考えることが大事

子どもたちの能力はさまざまです。

足が速い子がいて、頭の良い子がいて、計算が速い子がいて、絵が上手い子がいる。

全員がすべての能力に長けているわけではなく、すべてが成長途上。だから、子どもたちに合うやり方でその能力を伸ばすことが一番正しい道筋です。

ところが集団授業というのは、その集団のペースについていけないと、ダメになったような気にさせられてしまうところがある。

本来、受験というのは、合格するためにやることだし、中学受験は入試の一発勝負であることは明確なのだから、その一発勝負に間に合うように準備をすればいいだけの話なのです。

4年生の今頃にどんな成績であろうと、入試には影響はないし、実際にそんな時期に勉強を始めていない子どもだっている。それでも次第にみんなが準備を始め、試験で合格点を取れれば合格するわけだから、その子に合った道筋を開いてあげることが大人の役割だと思うのです。

もっと能率の良いやり方はないか、もっと素早く準備できる方法はないか、考えてあげて欲しいのです。受験勉強についてどちらかといえば過剰な負担が求められる傾向があるのですが、小学生の受験ですから体力的にも難しい部分がある。歯を食いしばって、みたいな感覚を小さいうちからあまり求めすぎないことが大事です。

今年も1年間ありがとうございました。
良いお年をお迎えください。

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