習い事やスポーツは、やめなければいけないものではない

最近、英語を早くからやっている小学生が増えました。

で、その動きに敏感に応じた学校が出てきて、算数と英語、という2科入試がこれから行われるようです。

まあ、これはこれで良いのではないかと思うのです。いろいろな素養の子が、いろいろな形で自分の力を伸ばしていけば良い。

別に入試科目になら亡くてもスポーツや音楽や文化的な習い事をやめる必要はありません。

先日、ある野球の小学生のクラブが、練習の自由参加を認めて、非常に力を伸ばしている、という話を聞きました。練習に出なければならない、というわけではなく、また届け出も要らない。

決められている練習に参加するのは自由だから、自分の都合に応じて、出たり出なかったりできる。それでも止めないで済むし、結構集中して練習もできるそうです。

そういう工夫が習い事でもできるのから、最後まで続けることは可能だと思うのです。

オンラインの受験勉強は、それなりに自由が利くので、ぜひやりたいことを続けてもらいたいと思います。

中学受験チャンネルの目的

フリーダムオンラインで、中学受験チャンネルをスタートさせました。

各校の問題を、シンプルに解説する、ということを目標にしているので、先生は出てこず、プレゼン形式の授業になっていますが、なるべく多くの問題を動画化するために、このスタイルになりました。

なぜ、こんなことを始めたのか?

実は、弊社関連のWEBサイトのアクセス分析をしてみると、問題解説へのアクセスが多いのです。

ブログ記事にも多少人気記事があるのですが、しかし、それだけお父さん、お母さん、あるいは先生方も含めて、解き方を探されているから、なのでしょう。

なので、お役に立つとすれば、それをなるべく多く出す、ということかな、ということになり、フリーダムオンラインで中学受験チャンネルをスタートさせることになりました。

なにyoutuberをやろうとしているの?と思われたかもしれませんが、中学受験のアクセス数はそんなに大きなものではないので、まあ、何年かかっても広告で収益を上げられるようにはならないでしょう。

ただ、子どもたちの勉強に少しでも貢献できれば、と思っていますので、お役立てていただければと思います。

まだまだ動画技術は拙いところがありますが、がんばっていきたいと思います。

過去問の添削

国語の記述問題は、やはり先生に添削をしてもらうのが一番。

さらに、それを授業で説明してもらうと、さらに理解が進み、その場で書き直しの指導も受けられます。

ある年、塾で「過去問の記述指導がない」と知ったご家庭からSOSがあり、急遽指導が始まりましたが、オンライン個別指導はやはり添削指導が非常に効率良く進みます。

まず、本人が答案を作って、PDFにした答案をメールで送ってもらいます。単純に写真を撮って、送ってもらっても問題はありません。

その後、先生がPDF上で添削をして、送り返します。

そして授業でそのPDFを画面で共有しながら、先生が何が悪かったのは、どう書けば良いのかを説明する。

その場で、また生徒が答案を書き直して送ってもらうこともできます。

なので、これは非常に効率が良いのです。

算数でも、国語でも早くから記述になれることは大事なので、練習をそろそろスタートさせましょう。

オンライン個別指導のメリット

フリーダムオンラインでは、ZOOMを使ったオンライン個別指導「個別ワークス」で、指導を行っています。

オンライン個別指導にはさまざまなメリットがあります。

まず、子どもたちの通塾の負担がない。これは、家にいない方が親は気楽で良い、という話もありますが、子どもが夜遅くまで出歩かなくても良いのは、やはり大きい。

さらに、指導側の画面を共有している、というのがさらに良いのです。これはリアルな指導よりもメリットが大きい。

というのも、例えば理科の生物の写真を見せる、国語の子どもたちの答案の添削をその場で行う、など、リアルに画面に映るから、非常によくわかる。

教えていても、子どもたちの飲み込みが早いのがよく分かります。

実際にITを使うと、いろいろな部分でメリットが出てくるのですが、受験指導がリアルを中心に進んできたので、なかなかその便利さを享受できないところがある。

さらに後半期、インフルエンザやコロナの影響を徹底的に排除できます。先生ともオンラインだから、先生からうつされることもない。これも結構見過ごせないメリット。

リアルな塾に通うのなら、個別はもうオンラインにしてしまった方が、負担が少なくて済みます。リアルより間違いなく経済的でもありますから。

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相対評価と絶対評価

カリキュラムの内容を理解したか、どうかチェックするためのテストは必要です。

しかし、その評価方法は2通りあり、多くの塾は相対評価を使っています。だから組み分けになるし、まあ、いろいろ問題も起こる。

フリーダムはその点は絶対評価です。

つまり、比べるのではなく、その内容がどのくらいわかったか、だけを評価する。

したがって、順位もなければ、クラス分けもありません。

全体の位置は、やがて、模擬試験を受験すれば、すぐにわかるわけですが、これも、学校別指導から考えると、まあ参考になる程度でしょうか。

それよりも、今月の勉強をどこまで理解できたか、ちゃんとチェックしていった方が良いでしょう。チェックする以上、まだよくわかっていないところは、改めて復習することの方が大事です。

最後に、方程式もどきになるかもしれないが

割合や比を習っていくうちに、【1.3】=650円みたいな式が出てくるようになります。

【】で囲わなくても、○で囲ってみたり、△がでてきたり、って、これって方程式じゃないの?と思われるかもしれません。

たしかに1.3X=650 ということなんですが、しかし、ちょっと違う感覚ですかね。

もとにする量が【1】でその1.3倍が650円という感覚なので、【1】×1.3=650円ということなのです。

で、方程式を最初から教える必要など、まったくありません。

結果として、なんとなく方程式もどきになることは間違いないが、それでもこれは算数なのです。

算数は、いろいろな考え方があり、その「いろいろ」を考えること自体に意味があるので、無闇に方程式を扱わない方が良いでしょう。

学校別対策特化

6年生のこの時期から、入会を希望されるご家庭のニーズは、ほぼ、「学校別対策特化」です。

このまま、塾のカリキュラムで進んも、行かせたい学校にはなかなか届かない。

しかし、志望校は諦めきれないので、ここは何とかしたい、というニーズ。

よくわかります。このまま、進んでもちょとねえ、という感じ。

だから切り替えた方が良いのです。

いろいろなしがらみから放たれて、子どもたちも自由になる。

あとは、これだけやろうね、とシンプルにすることで、子どもたちのモチベーションも上がっていきます。

この時期から「学校別特化」は戦略として非常に重要だと思っています。

塾なし中学受験での、情報機能

塾に完全に行かない、ということになると、塾が持っているさまざまな情報機能を使うことは、できなくなります。

これは確かにあった方が良いわけですが、しかし、情報機能だけのために塾に行くのも、どうかと・・・。

というので、フリーダムではいろいろなご相談に応じています。

志望校によっては、やっておいた方が良い準備があるし、学校への連絡もちゃんとできるようになっています。

だから、フリーダムは通塾不要、ということになっていますが、情報機能はフォローされているので、心配は不要です。

基本に徹するとは?

フリーダムでは5年生の間は、基本に徹する、という方針で進めています。

ただ、基本に徹するというのは、基本問題を繰り返しやる、ということではないのです。

各テーマには、元になる理論的な裏付けがある。

例えば、良く例に出すのが、「なぜ、月は南中するのか?」です。

子どもたちに、この質問をしてみると、案外正しい答えが出てこない。実は月は北中することもあります。もちろん南半球での話ですが・・・。

北半球でしか、月は南中しない。なぜか、背中が北極を向いているから、です。

南半球であれば、背中は南極を向いている。だから北中するのです。

こういうことが基本としてわかっていれば、月の満ち欠けは、自分で図を描けば、すぐに答えられる。別に暗記は必要ないのです。

理科にとどまらず、算数でも同じことは言える。なぜ2つの列車の通過には2つの列車の長さが必要になるのか?など、基本がわかっていることが、応用問題を解く源になります。