月別アーカイブ: 2023年7月

先生と一緒に模擬試験をやり直す

模擬試験の復習をするのは、とても大事な勉強です。

かなりのエネルギーをかけてやってきたのだから、これを直して、自分の力にするのはかなり効率の良い勉強のひとつなのです。

オンライン個別指導を受けている生徒は、この時期の模擬試験から算数を中心に徹底的にテストをやり直します。

先生と一緒にやり直しながら、ミスの原因、その対策を話し合う。こうしなさい、と言われるだけではなく、どうしたらこういうミスをしなくなるのか、ということを本人に考えさせるのも大事なことです。

実際に記述式のテストでなくとも、式を書くことは自分の考えを整理し、あとで確認するときには必要なプロセスですが、しかし、多くの子どもたちはまったくそれをやっていないことが多いでしょう。

しかし、これがミスの原因を作っていることも多いので、時間との戦いではあるけれど、やはりそのプロセスを取り入れた方が点数が取れると本人が体得するのが一番良い。

ただ、先生にやりなさいと言われるだけではなく、それを練習しながら次の試験に備えていく。そういう地道な対策がやがて成績を一気に押し上げていくのです。

遠くの校舎より自宅でオンライン

2学期から学校別対策のクラスが始まる塾も少なくありません。

ただ、校舎でやるとなると、すべての校舎に置くことはできないので、ある校舎にある学校別を設置するというスタイルの塾が増えます。

これはこれで当たり前なのですが、しかし、やはり遠くに通う場合が出てくる。

行きたい学校はそこまで遠くないのに、みたいなこともあるのです。

で、それよりはオンライン個別を自宅で受講して、学校別対策を進める方が時間効率が良くなります。

秋から冬にかけて、もうひとつ考えておかないといけないのはコロナやインフルエンザ。5類になったからといって病気がなくなったわけではありませんから、やはり感染には十分気を付けたい。

学校別対策のソリューションはより身近しておくと、後が楽です。

今まで成績が上がらないのだから、同じやり方していても上がらないが、しかし受験の目的はそこではない

同じ塾の教室で2年間、クラス分けをやっていくと、概ね大体の位置というのは決まります。

で、今までと同じことをやっていても、みんな同じようにやっているのだから、そう大きく成績は変わらない。なかなかクラスは上がらないでしょう。これはもう相対的な問題だから、仕方がないところがある。

しかし、そこに本来受験の目的はないのです。

受験は入りたい学校に入るためにやることであって、他の学校を受ける子どもたちと相対的に競争する意味はあまりない。

むしろ、自分の入りたい学校に向けて準備を進めた方が良いのです。

で、その切り替えのチャンスが6年生の夏休み、ならびに後期。

なんとなく夏休みはそのまま行ってしまいがちですが、2学期は塾でもいろいろとクラス分けが変わってくる。そうすると「自分の行きたい学校のクラス」があったり、なかったりするのです。

あれ、こんなはずじゃ、と思ってもそこからでは、やや遅い。まあ、それでもいろいろ手を打てることはありますが、しかし、やはり早めに考えた方が良いのです。

塾を変更する時期は1番が6年生になる年の2月、次が9月です。これは早いか遅いかだけのところがあって、2月に変わる人はすでにその検討まで終えているから変わっているところはある。

なので、本当にこのままで良いのか、最終の検討をしてください。

これで行くと決めればそれはそれで良いが、後から「変えておけば」と思わないことが大事です。これも腹を決めていかないといけないことのひとつ。