最近は塾に通う年令がだんだん早くなってきました。
しかし「塾に出しておけば大丈夫」というわけにはなかなかいきません。今の塾は宿題や課題も多いし、カリキュラムの進行も速い。したがって、自分である程度できる力を先につけておかないと、ひたすらやらされる、ということになります。
ところが、小さいときからやらされれば、まず勉強は好きにならない。むしろ疲れてしまって、もういい、ということになりかねないのです。
本当は、まずできることをしっかり繰り返す。本を読む、計算の練習をする。漢字の書き取りをする。
そういうことを確実に自分でできるようにしていくうちに、「できる」「わかる」ということが積み重なっていく。
家でもしっかり自分で勉強する習慣をつければ、そんなに早く塾に行かなくても中学受験の準備をスタートさせることができます。
まずは自分で課題を決めて、積み重ねていく練習をしましょう。
今年も1年間、読んでいただいてありがとうございました。
良いお年をお迎えください。