僅差の勝負を制すポイント

入試は、事前にその学校の合格偏差値を各塾が発表することから、やはりその偏差値近くの生徒が集まることになります。

だから普通に考えると、突出して合格ラインを突破できている子はそう多くはない。むしろ合否ライン近くの受験生が多いと考えられます。その分、ほんの数点が問題になる。僅差の勝負で合格ラインの上下5点はやはりそれなりに受験生が並んでいます。

したがって、これから試験前の間、やはりその5点をとる、あるいは失わない工夫をする必要があるのです。

特に練習すべきは算数でしょう。

算数はその科目の性質から、1問の配点が大きい。算数でミスをした分を理科社会で取り返すのはなかなか大変です。

だから算数でいかにミスを犯さずに、確実に得点するかをまず練習しましょう。

難しい問題はできなくても仕方がないが、計算問題や一行問題など、これはとれなければいけないという問題を間違えてはいけない。

確実に得点を積み重ねる工夫を練習しましょう。これが最優先の課題。

あとの3教科については、やはり知識をしっかり確認することが大切です。

知っている、知らないだけで点数の差がつくものをしっかり覚える。漢字で書けることも確認しましょう。

残りの時間で力を入れるのはこの2点。

たくさんの問題をこなすというよりも、確実にていねいに解く練習をするように心がけてください。

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